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群馬・藤岡市関東大震災慰霊祭

一日も早い真相糾明を

犠牲者を追悼する参加者ら(8日)

 「関東大震災朝鮮人犠牲者84周年慰霊祭」が8日、群馬県藤岡市の成道寺で営まれた。日朝友好連帯群馬県民会議が主管した。

 慰霊祭には、総連群馬県本部の崔光林委員長をはじめとする活動家らと同胞ら、藤岡市の新井利明市長代理(副市長)をはじめとする日本人士ら70余人が参列した。

 慰霊祭ではまず、主催者を代表して県民会議の猪上輝雄代表があいさつした。続いて成道寺の住職が読経し、県民会議の角田義一代表と崔光林委員長、新井利明市長代理が追悼の辞を述べた。

 発言者らは84年前、関東大震災のときに日本の国家権力と民族排他主義者により6600余人の罪無き同胞らが朝鮮人であるという理由で無残に虐殺され、藤岡市でも警察署に避難した17人の朝鮮人が残忍に虐殺されたと強調。二度とこのような不幸なことが起こらないよう、一日も早く日本当局が朝鮮人大虐殺の蛮行の真相を明かし、謝罪、補償し、真の日朝友好関係を構築しなければならないと指摘した。

 参列者らは慰霊碑前で犠牲者を追慕した。

 同日午後には日朝協会群馬県支部主催の「関東大震災朝鮮人犠牲者を追悼する集い」が成道寺で執り行われた。70余人の同胞、日本人士らが参加した。

 集いのあと、藤岡公民館で「関東大震災朝鮮人虐殺と今日の朝鮮問題」と題した講演と学習会が行われ、日朝協会群馬県支部の永井正取会長と崔光林委員長があいさつした。【群馬支局】 

[朝鮮新報 2007.9.15]