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長野で朝鮮への支援米づくり

市民、生徒が稲刈り

稲刈りに参加した長野初中の生徒たち

 今年で11回目となる長野朝鮮学園の稲刈りが行われた。

 長野県では、「朝鮮の自主的平和統一を支持する松本市民会議」と上田市の「上小地区労働会議」の市民団体が、朝鮮に送る目的で11年前から支援米を作ってきた。

 今年も「万景峰92」号の入港が厳しい情勢ではあるものの、日本政府による制裁は長く続かないと確信し、春から支援米の収穫のために努力してきた。

 支援米が作られている長野朝鮮初中級学校の学習田では、10月7日に稲刈りを終え10月19日には脱穀が行われ、約250キロの米を収穫した。10月23日には、学校の食堂で米作りに協力してくれた日本市民と生徒らが試食を兼ねて昼食を共にした。

 一方、10月7日には上田市でも市民団体のメンバーと同胞ら約30人が稲刈りを行い、600坪の田んぼから約1トンの米を収穫した。

 稲刈りに参加した市民らは、反朝鮮策動が続く中でも人道的な立場から朝鮮に支援米を送ることで、民間レベルでの日朝友好親善と北東アジアの平和のための運動を展開すると口をそろえた。【長野支局】

[朝鮮新報 2007.11.5]