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兵庫で朝・日友好親善講演会

共に努力しよう

 「朝・日友好親善講演会、懇親会」が15日、神戸市の神仙閣神戸店で行われた。

 総連兵庫県本部が地域での朝・日親善と連帯運動をさらに活性化させる目的で行った集いには、兵庫県議会と神戸、尼崎、宝塚の各市議会議員らと日本の市民団体の役員ら60余人が参加した。

 総連本部の盧武鉉委員長をはじめとする活動家と同胞ら40余人が参加者を温かく迎えた。

 講演会では、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センターの吉田康彦客員教授が「激動する朝鮮半島情勢を読む―朝鮮半島の非核化と朝・日関係の打開について」と題して講演した。

 吉田氏は、6者会談合意の履行過程の進展や第2回北南首脳会談の開催など、最近になって急変する朝鮮半島を取り巻く情勢について触れながら、日本だけが世界的な流れに逆行していると指摘。朝鮮に対する「敵がい心」をあおる日本の右翼勢力とメディアの偏向報道により、誤った認識を持った世論を大きく変えるために共にがんばろうと訴えた。

 続いて行われた懇親会では、盧武鉉委員長が歓迎のあいさつを行い、総連本部は地域での朝・日友好親善の発展のために日本の友人らと今後も共に努力していきたいと語った。

 また、日朝友好促進兵庫県議会議員連盟の宮本博美世話人、神戸市議会日朝友好議員連盟の荻阪伸秀会長、日朝友好促進尼崎市議会議員連盟の小柳久嗣会長らが連帯のあいさつをした、一様に現在の有利な機会を生かし、日朝関係の改善早期国交正常化実現のために力を合わせていこうと強調した。

 集いでは、兵庫朝鮮歌舞団の公演が行われ、朝・日親善の雰囲気をさらに盛り上げた。【兵庫支局】

[朝鮮新報 2007.11.26]