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朝鮮女性に対する強制労働で新事実

大阪在住の同胞女性が証言

 大阪では、1世の証言収集活動を行った。

 現在、大阪府堺市で暮らす金福満さん(80、写真)は慶尚南道梁山郡で生まれ、1938年、11歳の時に官吏の甘言に騙され暴力的な方法で日本に連行された。その時から解放を迎えるまで、金さんは7年間に渡って静岡県沼津市の東京麻糸紡績沼津工場で強制労働に従事した。

 これまでの調査と研究によると、同工場への女性勤労動員は1943年から始まったことになっている。しかし、金福満さんの証言により、それ以前から朝鮮女性に対する大々的な強制連行、強制労働が行われていたことと、その生存者がいるという事実が明らかになった。

[朝鮮新報 2007.12.21]