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滋賀・近江八幡市 平和なやきもの展 滋賀初級 「朝鮮通信使」など出展

「朝鮮通信使」50体を作った滋賀初級児童たち

 焼き物を通じて平和な社会を築こうと、滋賀朝鮮初級学校と近江兄弟社小学校、イエローハウス陶工による「平和なやきもの展」が3日から18日まで滋賀県近江八幡市の白雲館で開かれた。

 滋賀初級高学年の児童たちは近江八幡にゆかりが深い朝鮮通信使を50体、低学年児童らは「いろんな器」を約50品、6年生は縦105センチ×横200センチの版画「私たちと通信使」を出品。近江兄弟社小の児童たちは「琵琶湖の生物・動くもの」約300点、近江八幡市立東中学校美術部からは15点の作品が出された。

 1月28日、大阪府警が学校を不当捜索した事件後、滋賀初級では教員たちはもちろん、児童、「同胞学父母たちまでもが緊張した状況の中で民族教育を守っている。

 やきもの展は、文化の違いを超えて平和な世界への願いを込めた展覧会となっている。【滋賀初級】

[朝鮮新報 2007.2.15]