top_rogo.gif (16396 bytes)

「愛知県多文化共生社会づくり推進事業成果報告会」 県委託事業の豊橋初級の企画

報告会では豊橋初級の企画が高く評価された

 2006年度愛知県では、外国人児童生徒の教育支援を目的としたアフタースクール事業、外国人県民の日本文化への理解の増進等を目的とした外国籍県民交流促進事業を実施するため、NPO・ボランティア団体や外国人学校等から企画案を公募し、計6つの事業を選定し、委託実施した。

 同委託事業に選定された豊橋朝鮮初級学校が提案した「地域社会の日本人住民との交流及び日本人学校、ブラジル人学校との異文化交流」事業の成果を愛知県民に広く紹介し、ほかの地域においても広く普及を図ることを目的とした「多文化共生社会づくり推進事業成果報告会」が3月19日、あいち国際交流プラザ・アイリスルームで開催された。

 報告会では、豊橋朝鮮初級学校の尹光信校長(50)が日本人学校やブラジル人学校との食文化交流、スポーツ交流などの異文化交流や豊橋市及び地域社会と密着した活動を行い、いろいろな国の人々と共生できることを目指した事業報告を行った。

 佐藤久美選定委員(愛知県国際化推進プラン有職者会議委員、愛知万博国際交流記録映画プロデューサー歴任。英文情報誌「AVENUES」編集長)は、講評で「豊橋朝鮮初級学校先生の『多文化共生社会づくりは身近なところからできる』という言葉にとても共鳴した。難しく考えないで出来ることからやりましょう」と述べた。

 尹校長は、「地域の在住外国人(とくにブラジル人)が能力を充分発揮でき、日本人と共に地域社会の一員として、地域づくりに積極的に参加する環境づくりを進めるうえで、朝鮮学校が外国人学校の中で60年の長い歴史と経験があるということを踏まえると、在日同胞社会とともに橋渡し的な役割ができると思う。愛知県の委託事業をして思ったことは、全国の朝鮮学校がいろいろな国際交流事業を行っているにもかかわらず、日本の社会では、その認識が非常に希薄であるということだ。朝鮮学校が朝・日親善のため、また真の国際化を図るための事業に寄与していることを強くアピールしていきたい」と語った。【愛知朝鮮学園】

[朝鮮新報 2007.4.9]