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広島初中高関係者ら 市長、市議会に教育助成金増額を要請

 広島朝鮮初中高級学校の李一烈校長、保護者代表と「民族教育の未来を考えるネットワーク広島」代表らが13日、広島市教育委員会学事課を訪れ、民族教育に対する理解と支援、教育補助金の増額を求める要請文を秋葉忠利広島市長と広島市議会あてに提出した(写真)。

 李校長は、昨年の広島市長の来校に感謝を表し、在日同胞の形成過程を認識した上で、これまでと同様に市が民族教育への理解を深め、支援を深めてほしいと強調。オモニ会の金由美会長代行とアボジ代表の崔材栄氏は、それぞれの立場から民族教育にかける思いを訴え、補助金の増額を求めた。

 「民族教育の未来を考えるネットワーク広島」・横間洋海代表と水田敏宏事務局長は、「日本人であろうと外国人であろうと子ども達は誰でも、一人の人間として成長し、自己の人格を実現するために必要な学習をする権利を持っている」としながら、在日朝鮮人児童、生徒の保護者たちが、1条校と同程度の教育費負担で子どもたちに民族教育を受けさせることができるよう要請した。

 来月の10日には広島県知事、県議会に対して同様の要請を行う予定。【広島朝鮮学園教育会】

[朝鮮新報 2007.9.22]