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中大阪初中創立60周年記念祝典

新しい世代と共に守り抜く

 中大阪朝鮮初中級学校創立60周年記念祝典が3日、中大阪朝鮮初級学校で行われた。創立60周年記念実行委員会の李俊永委員長(52、9期卒)は、母校に集った若い卒業生らを見渡しながら、「新しい世代がこうして母校を訪れていることこそ、民族教育の力。地域同胞とともに学校を守っていきたい」と話していた。

800余人が参加

記念公演を披露する生徒ら

 同校は1948年1月20日、東成朝鮮学園という校名で産声をあげ、大阪市立西今里中学校を経て(1951年4月)、1961年4月1日に中大阪朝鮮初中級学校に改名し自主運営を再開。1968年9月2日には地域同胞らがばく大な建設基金を集め、現校舎が竣工された。同日行われた祝賀の集いには5000余人の同胞が詰め掛けたという。そして昨年、単設初級学校として新たに出発した。

 60年間、民族の心を地域同胞の血と汗で守り続けた同校。その「還暦」を祝う集いには総連中央の梁玉出教育局長、総連大阪府本部の金奉亨委員長ら活動家、東成区役所総合企画担当の金谷一郎課長、大阪市人権啓発推進協議会の小川治海会長、「中大阪朝鮮初級学校とともに歩む会」会員らをはじめとする日本人士、金信男校長をはじめとする教職員、生徒、学父母、卒業生、地域同胞ら800余人が参加した。

実行委員ら奔走

マジシャン・安聖友さん(同校卒業生)のマジックショーに拍手喝采

 祝典では金信男校長が開会を宣言、李俊永委員長が記念報告を行った。また、金奉亨委員長、「ともに歩む会」の富田穀共同代表が祝辞を述べ、東成区長から届いた祝いのメッセージを金谷課長が代読した。

 舞台では在学生、卒業生、学父母、1世同胞、大阪朝鮮歌舞団の公演など、「還暦」行事を祝う各種多様な演目が披露された。参加者らは歌舞団の音頭に合わせ、朝鮮の楽器を叩き、踊りながらこの日の行事を楽しんだ。

 一方、祝典を準備するため、5月23日に教職員、教育会常任理事、学父母OB、総連、商工会、朝青、女性同盟の地域代表らで結成された実行委員会は財政、動員、セレモニー準備の3つに分かれ当日まで東奔西走。セレモニー準備分科では沿革、卒業写真などをまとめたDVDを作成、DVDは祝典当日、参加者らに配られた。財政分科でも目標を達成する広範な広告事業を展開した。

 5500余人の卒業生を送り出した同校。学父母、卒業生、地域同胞らは創立60周年を契機に、これからもウリハッキョを守り、発展させていきたいと一様に話していた。(李東浩記者)

[朝鮮新報 2007.11.16]