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総連弾圧を非難 労働新聞、職盟

 15日付の労働新聞は、「許せない無謀な政治テロ行為」と題する論評を掲載した。

 論評は、朝銀西信用組合福岡支店建物前の不審物放置事件(9日)、在日本朝鮮兵庫県商工会会館などに対する強制捜索と阪神経理室室長の逮捕などを挙げ、「倭国(日本)で年明けから反総連テロと謀略策動の狂風が吹いている」と指摘した。

 そして、今回、倭国反動層が行っている卑劣な謀略劇の根底にはまさに、総連を全面的に弾圧するための口実を設けようとする陰険な目的があると指摘した。

 論評は、「わが人民は、総連と在日同胞の民族的権利と生命財産を重大に脅かしている列島反動層の策動に対してこみ上げる民族的憤りと敵がい心を禁じ得えないでいる」としながら、「倭国反動層が過去、日帝が朝鮮民族に被らせた莫大な被害を補償する代わりに挑戦的に行動していることについて朝鮮人民は手をこまぬいてはいないであろう」と強調した。

 論評は、朝鮮と総連の尊厳をき損し、在日同胞の生命安全を侵害するあらゆるテロ行為と謀略騒動を直ちに中止すべきであると主張した。

 一方、朝鮮職業総同盟(職盟)スポークスマンは14日談話を発表し、倭国反動たちは年明けから数百人の武装警察を動員し、再び、兵庫県商工会を強制捜索し、職員を逮捕する暴挙を行ったと非難した。

 談話は、年始から同胞社会に殺伐とした恐怖と不安をもたらし、総連の存在と在日朝鮮人の生活を威嚇する倭国当局の不法無道な妄動は現在、朝鮮の労働階級と職盟員たちの激しい怒りをかっていると強調した。

 談話は、総連の尊厳をゆるがすことは、朝鮮の自主権を蹂躙することであり、在日同胞の権利を奪うことは民族の権利を侵害することになるとしながら、万一、島国日本の反動が朝鮮と総連、在日同胞を敵視する道に進むならば、朝鮮の労働階級と職盟員たちは断固たる懲罰と鉄槌を振り下ろすだろうと強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.1.17]