済州道民運動本部が計5千トン支援 今年も北へミカンとニンジン
国際親善展覧館を観光する済州道民ら(02年5月) 連合ニュースによると、済州特別自治道と社団法人南北協力済州道民運動本部は11日、2006年度産のミカンとニンジン5000トンを北側に支援すると明らかにし、これにかかる物流費用12億5000万ウォン(100ウォン=約13円)を統一部に支援要請したと明らかにした。
農産物の内訳は、ミカン1000トン、ニンジン4000トンの計5000トン(10億ウォン相当)で、済州−南浦間の海上航路を通じて2月までに2回にわたって送られる。
済州道民運動本部は98年から05年までの8年間に、ミカン3万6228トン、ニンジン1万3000トンを北に支援している。
北側はこれに謝意を表して済州道民訪問団を北へ招き、交流を深めてきた。02年春以降、済州道知事をはじめ各階層の人士らが訪問団を構成し平壌、白頭山などを訪問した。
[朝鮮新報 2007.1.17]