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総連、在日朝鮮人弾圧中止を主張 青年同盟、農勤盟が談話

 金日成社会主義青年同盟(18日)と朝鮮農業勤労者同盟(22日、農勤盟)は、日本当局の在日本朝鮮兵庫県商工会への強制捜索など総連に対する嫌がらせや日本当局の弾圧が強まっていることを非難する談話を発表し、総連と在日朝鮮人に対する弾圧をただちに中止するよう求めた。

「支持、声援がある」

 金日成社会主義青年同盟中央委員会のスポークスマンは談話で、新年のへき頭から相次いだ弾圧は、その企図と手法においてどのテロ組織も顔負けの倭国(日本)特有の卑劣な政治的テロ行為だと指摘し、総連と在日朝鮮人の身辺を甚だしく威嚇し、民主主義的民族権利を無残に踏みにじる倭国反動層のテロ犯罪行為はこれにとどまらないと述べた。

 談話は、朝鮮を支持するという、ただ一つの理由で総連と在日同胞を極度に敵視し、日本で暮らすことすらできないように迫害し、弾圧するのは、日本の反動層こそ人間の仮面を被った不法非道の野蛮な「やから」、強権とテロを専業とする厚顔無恥な白昼強盗の群れであることを改めてはっきり示していると強調した。

 また、朝鮮人民は、かつて亡国の民の悲しみと民族的べっ視を受けながらも訴えるところがなくて慟哭していた人民ではないと述べ、総連と在日同胞には、「唯一超大国」を自称する米国にも堂々と立ち向かって勝利している朝鮮と全朝鮮人民の強力な保護と支持、声援があると強調した。

 そして、倭国の「やから」が総連と在日同胞を苦しめる政治的テロと迫害策動に執着するほど、百年来の敵である日本の反動層と最後まで決算しようとする500万先軍朝鮮青年の決心と意志は百倍、千倍になって激しく燃え上がるであろうと主張した。

 談話は、初歩的な人倫道徳も国際法も乱暴に踏みにじりながら総連と在日同胞に対する不当なテロ行為に執着している倭国の「やから」は、真理と平和を愛する世界の良心の前で当然、被告席に座って時代と歴史のしゅん厳な判決を受けるであろうと述べた。

 そして、日本の反動層は、自ら墓穴を掘る無謀な反総連・反朝鮮人弾圧騒動を直ちに中止すべきであると要求した。

目的は同胞と組織の切り離し

 農勤盟中央委員会スポークスマンは談話で、徒手空拳の数人しかいない職員たちが事務をとっている小さな会館の建物を完全封鎖して強行した捜索、押収騒動の政治目的は、日本の社会全般に反総連、反朝鮮人の雰囲気をいっそう高めることにより、総連組織の信用をなくし、同胞社会の基本大衆である商工人たちを組織から切り離し、在日同胞が日本でこれ以上生きていけないようにすることであると指摘した。

 そして、昨年も倭国の反動層は、人道的使命を帯びている「万景峰92」号の入港を中止させ、総連の活動家と同胞に対する出入国を制限し、総連関連施設に対する強制捜索と固定資産税減免措置の撤回など、総連を政治的、財政的に孤立、窒息させる策動に狂奔したと言及し、この世界のどこを見ても、自国に永住している外国人と彼らの権利、利益を代弁する海外同胞組織をむやみに排斥し、孤立、圧殺しようと躍起になっている国は、倭国しかないと強調した。

 また、殺りくと強奪で塗られている過去の罪に対して謝罪、補償するどころか、罪悪の上塗りをしている島国の「やから」の弾圧策動は、朝鮮農業勤労者の怒りをかきたてているとしながら、倭国の反動層が米国の対朝鮮敵視政策に便乗して冒険的で計画的に繰り広げている総連と在日朝鮮人に対する凶悪な弾圧を断罪、糾弾した。

 談話は、総連と在日朝鮮人に対するテロ圧殺行為を直ちに中止すべきであると主張した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.1.26]