top_rogo.gif (16396 bytes)

「現在の北南関係回復を」 北の幹部ら、南当局にメッセージ

 朝鮮の幹部らが朝鮮政党、政府、団体連合声明(17日発表)を支持する談話を発表し、相次いで南当局にメッセージを送っている。

 朝鮮労働党中央委員会の金己男書記は20日、談話で、南朝鮮当局は外部勢力に追従して同族に反対し、制裁を加える恥知らずなことをしてはならず、現在の北南関係を一日も早く回復させて和解と協力、統一の道に進むための相応の措置を講じるべきであると呼びかけた。

 また、対朝鮮敵視政策遂行の手代となって行っている同族を狙った武力増強と合同軍事演習を中止し、北南間の対決と緊張を激化させるいかなる行動も取るべきではないと指摘した。

 朝鮮内閣の盧斗哲副総理は21日の談話で、南朝鮮当局が心から国の平和と統一を願うなら、民族重視の立場に確固と立って自主的定見をもち、同族に反対する「制裁」と武力増強、合同軍事演習を中止し、和解と協力の場に早急に臨むべきであると指摘した。

 また、南朝鮮当局は同族を敵視し、対決を追求する法律的、制度的装置を早急に撤廃し、インターネットを通じて北の現実を紹介、宣伝することを弾圧し、「スパイ団事件」をねつ造して統一愛国人士を拘束、迫害する行為を取り止めるべきだと強調した。

[朝鮮新報 2007.1.29]