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労働新聞、民主朝鮮 総連と同胞への弾圧糾弾

 4日付の労働新聞は、総連と在日同胞の弾圧を糾弾する論評を掲載した。

 論評は、1月末に総連滋賀大津支部会館と滋賀朝鮮初級学校をはじめ滋賀県と大阪府の5カ所に対して日本警察当局が強制捜索を行ったことについて言及した。

 論評は、今回の事件をはじめ年明けから日本で強行されている総連と在日同胞に対する横暴非道な強制捜索騒動と弾圧策動を朝鮮の尊厳ある海外公民団体である総連を抹殺するための悪らつな政治的テロ行為、反人倫的犯罪行為として断罪した。

 また、自分の祖国を支持し、従うという理由だけで総連と在日同胞を極度に敵視し、迫害、弾圧する日本の反動層こそ人間の仮面をかぶった獣、強権とテロを生業とする白昼強盗の群れである指摘し、最近、世界の広範な政界、社会界から日本反動層の卑劣な反総連策動に対する糾弾と抗議の声が強く出ているのは当然であると述べた。

 そして、いっそう軍国化、右翼化している日本の反動層は反朝鮮敵視政策の一環として、是が非でも総連を抹殺しようと必死になっているのは誤算であり、妄想であるとしながら、総連と在日同胞は、民族排他主義と民族抹殺政策がはびこる日本の政治風土で半世紀以上も自分の組織と尊厳を守り抜いており、弾圧の狂風がいくら激しく吹き荒れても総連と在日同胞の愛国の信念は堅固であると強調した。

 さらに、日本の反動勢力がいくら業を煮やして狂奔しても、強力な国力を持つ祖国の保護のもとにある総連組織を絶対に切り崩すことはできず、在日同胞の心の中に刻み付けられた愛国の固い意志をくじくこともできないと述べた。

 論評は、総連と在日同胞に嫌がらせをする日本反動層の悪らつな政治的テロと執ような迫害策動が極度に達すれば達するほど、日本に対するわが人民の報復の意志は幾千倍に固められているとしながら、日本の当局者たちは、現事態の前で熟考すべきであり、不純な目的のもとに行う総連と在日同胞に対する弾圧策動と人権侵害を直ちに中止すべきであると主張した。

 一方、民主朝鮮7日付も同様の内容の論評を掲載し、日本反動らの反朝鮮、反総連策動は絶対に許せないとしながら、朝鮮と総連への敵視を即刻中止するよう求めた。

[朝鮮新報 2007.2.9]