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来月、瀋陽で6.15共同委会議 6.15、8.15など民族共同行事確定へ

 統一ニュースによると、6.15共同宣言実践民族共同委員会(6.15民族共同委員会)会議が来月8、9日の両日、中国・瀋陽で行われる。チョン・ヒョンゴン事務処長が8日明らかにした。同会議は、6.15や8.15をはじめとする今年の民族共同行事の大枠を確定することが目的。昨年12月、南側委員会の白楽晴委員長が平壌を訪れ北側の安京浩委員長と接触した際、すでに「会議を早期に開催することで一致し、海外側もこれに同意」していた(白側委員長、1月31日聨合ニュースとのインタビュー)。

 今回の会議の形式について現在北側は、北、南、海外の各地域別委員会が昨年の活動と今年の活動方向について報告し、共同報道文を発表するかたちをとることを提起しており、具体的な日程と論議議題の調整のため、「実務メンバーらの接触を3月6日から行う」(チョン事務処長)予定だ。

年始から立場表明

 既報のように、北は共同社説、朝鮮政党、政府、団体連合声明など年始から今年の統一運動に対する立場を相次いで表明している。

こうした中、北側委員会は1月30日総会を行い、▼6.15共同宣言発表7周年記念民族共同行事は平壌で、8.155統一行事は南側地域で催す▼北と南の階層別団体の統一行事も合意される場所で多様に催す▼今年の祖国統一運動方向を討議するための6.15民族共同委員会の会議を早期に招集する―ことを南側と海外側の委員会に提案した。

南側各部門が交流計画

 3月の会議では、6.15や8.15行事の確定とともに、これまで論議段階にあった部門別、地域別の共同行事および、交流日程などについても話し合いが行われることが予測されている。

 白・南側委員長によると、会議に先立ち3月7日、南側委員会は委員会創立2周年記念行事と定期総会を行う。

 南の「民衆の声」放送(7日)によると現在、南側の労働、農民、青年学生、教育などの各部門本部が南北交流事業などの計画を活発に行っている。

 南側労働本部では、約3万トン規模の肥料支援を準備中で、全国民主労働組合総連盟(民主労組)は1億6000万ウォン(100ウォン=13円)相当の教育機関水害復旧用資材支援のため北を訪問する予定だ。また、民主労総・化学纎維連盟の車補修用タイヤ支援も行われる見込みだ。

 蔚山本部では第2回統一念願南北労働者サッカー大会や南北労動者メーデー(5月1日)統一大会などを計画している。

 農民部門では、1月31日〜2月2日に全国農民会総連盟(全農)会員らとその家族1700余人が金剛山統一紀行を行って代議員大会を開き、北への農業資材支援を決議し、第3回南北農民統一大会などを提案した。

 青年学生部門では、2月3、4の両日、金剛山で実務接触を行い、各地域別の青年交流事業などを提案した。

 教育部門では、1月26日〜28日に南北教育者金剛山統一紀行および反戦平和統一文化祭を行い、今後も6.15南北共同授業などを持続的に進めていく予定だ。

[朝鮮新報 2007.2.15]