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〈第6回6者会談〉 参加国が日本の立場支持? 「日本が会談内容をわい曲」との声が支配的

 【北京発=金志永記者】19日に開幕した第6回6者会談では、「2.13共同文書」に沿って設置された5つの作業部会の進展状況についてそれぞれ報告が行われた。

 会談で朝・日の両国は、7、8日にベトナムのハノイで行われた朝・日国交正常化作業部会について報告をした。しかし報告内容は異なる。

 朝鮮側は、拉致問題は朝鮮側の誠意と努力によってすでに解決されたと指摘し、6者合意に対する日本の背信行為を非難した。

 一方日本は、拉致問題解決において、死亡者を生き返らせろという無理難題を押し付けたにもかかわらず、作業部会を何の進展もなしに終わらせた責任を回避しようとした。

 日本側団長は、記者団に、会談では米国をはじめとする参加国から日本の立場を支持する意見があった、と説明した。

 しかし、会談場の周辺では、日本がまたも国内世論をミスリードするために6者会談での論議の内容をわい曲している、との声が支配的だ。「日本が他国の支持を得たければ、朝鮮との関係を改善する意向をまず示すべきだ」との声があがっている。(詳報は朝鮮語版)

[朝鮮新報 2007.3.20]