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「情勢を緊張の局面に」 米・南合同軍事演習

 報道によると3月25〜31日、米軍と南朝鮮軍は連合戦時増援演習とフォールイーグル合同軍事演習を行った。演習には、米軍2万9000余人(このうち増援兵力6000人)の兵力に原子力空母ロナルド・レーガン号、F117ステルス戦闘爆撃機大隊などが動員された。

 今回の軍事演習はその規模と性格、訓練内容において立体的な核試験戦争、予備戦争であったチームスピリット合同軍事演習に代わる戦争演習だとされている。

 労働新聞3月28日付は論説で、合同軍事演習は、根深い反朝鮮敵視政策の発露であり、和解と関係改善の道に入った朝米、北南関係に再び不信と対決の冷たい気運をもたらし、情勢を緊張の局面に向かわせていると指摘、米国は対朝鮮敵視政策を変えていないということを自らさらけ出したと強調した。

 論説は、米国と南朝鮮軍の北侵戦争演習策動は、朝鮮半島の平和と和解過程を著しく脅かしているとし、朝鮮民族と世界の平和愛好人民はこのような事態を絶対に許さないとしながら、米国は挑発的な北侵合同軍事演習を中止することで反朝鮮敵視政策の転換意志を実践によって証明すべきであると主張した。

[朝鮮新報 2007.4.4]