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水質改善で成果を

 3月22日発朝鮮中央通信は朝鮮の水の環境保護活動を紹介する記事を配信した。それによると、最近だけでも大同江汚染防止法(暫定)、閘門法、環境影響評価法、国土計画法など、新しい法規範を制定して水の環境保護に向けた法的統制を強め、この部門に対する国家的な投資を増やしている。

 すでに制定された水環境基準をより細分化して絶えず更新し、水の環境保護、管理において認証システムを導入する活動も推し進めている。また、河川の水質級数を改善するために汚染源を掌握し、汚染物質許容排出量を規制する活動と共に汚染防止の研究を深めている。

 本流は上流、中流、下流に分けて主要地点に水質観測地点を定めて水質調査を行う一方、汚染がもっとも深刻な春季に上流水域のきれいな水で下流水域の汚染した水を取り替える方法で水替えを行っている。

 閘門が建設された河川水域では、急速に増加する水草による汚染を防ぐための活動を強化している。

 現在、汚染度の高い国境河川の水質改善のために隣接諸国との共同観測とその防止対策が講じられている。これと同時に、海で主要な水質汚染指標の一つである油流出を防止し、外国船舶によるバラストを処理する研究と地下水の水質観測も定期的に行われている。

 朝鮮では、水質改善活動での成果を強固にするため水の環境に対する監督をいっそう強化している。

[朝鮮新報 2007.4.5]