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「親北サイト」の遮断撤回を 祖平統代弁人談話

 祖国平和統一委員会(祖平統)のスポークスマンは3月31日、南朝鮮軍機務司令部が最近、30余の「親北サイト」を探し出し情報通信部などを通じて遮断したと発表したことについて談話を発表し、遮断措置を直ちに撤回すべきであると主張した。

 談話は、南朝鮮当局の「親北」サイト遮断策動は南朝鮮人民の目と耳をふさぎ、情報化時代の文明を享受する権利さえも踏みにじる反民主的かつ反人権的なファッショ暴挙、6.15の基本精神に反する反民族的妄動であるとし、次のように強調した。

 南朝鮮当局は、「わが民族同士」をはじめわれわれのインターネット・ホームページと南朝鮮統一運動団体のホームページを「親北サイト」に規定し、こんにちまで南朝鮮人民が直接接続したり、意のままに利用できないように引き続き遮断しているばかりか、インターネット上に先軍政治を支持する文を掲載することさえ阻みながら苛酷に弾圧している。

 国家間においても大陸と大洋を越えてインターネットを通じて互いにニュースと情報をやりとりしているこんにち、同族同士がインターネットに接続できないようにかんぬきを掛けることこそ民族の恥である。

 とくに、軍情報機関である機務司令部まで「親北サイト」の検索に動員したのは過去の軍事ファッショ勢力の行為をほうふつさせている。

 南朝鮮当局は、それによって得られるものは内外の非難と嘲笑だけだということを認識すべきである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.4.6]