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労働者統一大会準備着々 5月末には統一自転車大会

 既報のように、メーデー(5月1日)に際し、南側地域(慶尚南道昌原)で初めて開催される北南労働者統一大会(4月29日〜5月2日)の準備が盛んに行われている。また、5月25〜29日には、北南の民間団体が主催する平壌−南浦統一自転車大会が開催される。

統一週間を設定

記者会見を行う労働者統一大会後援会メンバーら(中央が権永吉議員、20日) [写真=聯合ニュース]

 聨合ニュースによると20日、労働者統一大会の成功を目指し後援会が発足した。後援会の会長団には国会議員、慶尚南道内のマスコミ代表や大学の総長、宗教界人士らが名を連ねている。

 会長団メンバーの民主労働党・権永吉議員、6.15共同宣言実践民族共同委員会慶尚南道本部のチョ・ヨンゴン常任代表、実務関係者らはこの日、記者会見を行い汎道民レベルの大会参加と支援を求めた。

 権議員は、「6者会談がう余曲折を経てある程度合意し、朝鮮と米国の葛藤も解消される雰囲気が醸成され、朝鮮半島には平和の春風が吹いている」としながら、「南と北の労働者が今回の場を通じて平和と統一を築いていく中心になれば」と話した。

 後援会は26日から5月2日までを統一週間に設定、さまざまな文化行事や写真展、前夜祭などを行い、歓迎団と応援団を結成する計画を明らかにした。

 行事は、29日に南側地域に到着する北側代表団のための午餐を皮切りに昌原一円で各種文化、スポーツイベントを開催する。

平壌−南浦を走る

 統一自転車大会の主催は北側の民族和解協議会と南側の゙渓宗民族共同体推進本部、日刊スポーツ、民族21、国民生活体育振興公団などだ。

 6.15共同宣言発表7周年を前に北南の民間交流を活性化し、和解と協力の雰囲気をさらに高めるために企画された。北と南の自転車愛好家200余人が参加するという。

 参加者らは26日、平壌と南浦をつなぐ高速道路40キロを自転車で走る。大会期間中、南側の参加者らは平壌市内や妙香山も観光する予定だ。

 南側大会組織委員会は今回、5000台の自転車を北に支援するという。

 参加者募集は大会ホームページを通じて16〜27日に行われた。

 大会組織委員長の開かれたウリ党の朴賛石議員は16日、大会ホームページ(http://www.unibike.org/)を通じて、これまで行われた南北統一行事は6.15共同委員会など民間統一団体中心の行事で、一般参加の実現が難しかったと指摘しながら、「今大会は南北で親しまれている自転車を通じて祝祭の場、統一の幕を開くのに大きな役割を果たすだろう」と述べた。(呉陽希記者)

[朝鮮新報 2007.4.26]