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祖平統書記局 軍維持費増額を迫る米国を糾弾

 祖国平和統一委員会(祖平統)書記局は4日、南朝鮮占領米軍司令官が最近、米議会上院軍事委員会の公聴会で、南朝鮮が米軍維持費分担金を増額しなければ「米軍基地再配置計画を再検討する」などと言ったことを非難する報道第930号を発表した。

 報道は、これは米国のごう慢無礼な白昼強盗さながらの本性をそのままさらけ出したもので、南朝鮮人民に対する耐えがたい冒とく、わが民族の尊厳に対する乱暴な侵害であると糾弾し、次のように指摘した。

 南朝鮮に対する米国の軍事的占領がなかったなら、わが民族は分裂の悲劇も強要されなかったし、侵略と戦争の脅威にさらされることもなかったはずである。また、南朝鮮が米国の核軍事基地として踏みにじられ、数多くの罪のない人民が米軍によって無残に命を奪われる惨劇も生じなかったであろう。

 にもかかわらず、米国が「保護者」の仮面を被って南朝鮮人民にばく大な占領費用まで負担するよう迫るのは、盗人猛々しい恥知らずな行為である。

 日増しに強まる米国の専横と横暴は、南朝鮮を自分らの世襲領地、植民地としか見なさない侵略的本性を明白に示している。米国は米軍維持費分担金増額を迫るのではなく、すべての戦争装備をとりまとめて南朝鮮から直ちに撤退すべきである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.5.11]