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朝鮮海軍司令部代弁人談話 南朝鮮軍の領海侵犯中止要求

 朝鮮人民軍海軍司令部のスポークスマンは第5回北南将官級軍事会談が行われていた9日、談話を発表し、南朝鮮軍が朝鮮西海の5島に武力を増強配備して同水域の情勢をいっそう緊張させているとしながら、いつ第3の「西海交戦」が起こるか分からない危険な事態が生じていると警告した。

 談話は、南朝鮮軍の4月末からの軍事的動向を列挙し、これは同水域の情勢を緊張させて新たな衝撃的事件をつくり上げようとする計画的な軍事的挑発であり、われわれに対する耐え難い正面切っての挑戦であると非難した。

 また、南朝鮮軍が西海の5島水域に武力を集結させ、わが方の領海深く戦闘艦船を連日侵入させていることを断固として糾弾し、すでに引き入れた武力を直ちに撤収し、わが方の領海に対する侵犯行為を即時中止するよう強く要求した。

 談話は、今後、再び西海上で銃、砲声が響くなら、どのような結果が招かれるかは誰にも明白であるとしながら、南朝鮮軍は軽挙妄動してはならず、われわれの自制力にも限界があるということをしっかり認識すべきであると強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.5.16]