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独島・東海表記に関する討論会

 独島および朝鮮東海表記に関する社会科学部門討論会が16日に行われた。

 討論会では、朝鮮民族による独島の発見と領有、朝鮮東海の開拓過程と伝統的な名称を科学的に論証し、日本の「独島(竹島)領有権」と「日本海」表記の不当性を明らかにした8件の論文が発表された。

 社会科学院の゙希勝所長(教授、博士)は、「独島はわが民族が真っ先に発見し、領有してきた朝鮮固有の領土」と題する討論で、朝鮮人民は他国の人より先に東海上の鬱陵島と独島を発見して開拓した時から全歴史的期間、一貫して独島に対する領有権を行使してきたと述べた。

 金日成総合大学の金恩沢講座長(博士、副教授)は、「安竜福事件に見る独島の朝鮮領有権」と題する討論で、安竜福事件の資料は独島の領有権が朝鮮にあるということを証明する明白な歴史的根拠の一つになると述べた。

 社会科学院のファン・ミョンチョル研究士(修士)は「1905年の日本の独島『編入』は不法・非道なねつ造劇」、金亨稷師範大学のキム・ドクソン講座長(副教授、修士)は「日本の『独島領有権』主張は軍国主義的領土野望の表れ」と題する討論をそれぞれ行った。

 討論会では、「『東海』は高句麗−李朝時代の歴史文献資料によって考証されるわが国の海名」「大陸と半島を基準にして海名を表記するのはもっとも一般的な国際慣例」「中世以後の欧米学者の地図資料を通じて見た『朝鮮(高麗)海』の世界的公認」「『日本海』表記は日帝の朝鮮侵略と植民地支配の犯罪的所産」と題する討論も行われた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.5.24]