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金永南委員長、ドイツ議会代表団と会見

 最高人民会議常任委員会の金永南委員長が1日、平壌の万寿台議事堂で、連邦議会議員であるドイツ朝鮮議員団のハルトムート・コシク委員長を団長とするドイツ連邦議会代表団と会見した。

 これには、最高人民会議代議員である朝鮮ドイツ親善議員団の李種革委員長とフリードリヒ・ルートヴィヒ・ローア駐朝ドイツ大使が同席した。

 一方、朝鮮最高人民会議代議員とドイツ連邦議会議員は5月30日、平壌の万寿台議事堂で座談会を行い、両国議会間の関係発展と、相互の関心事である一連の問題についての意見を交わした。(朝鮮通信)

 【注】聨合ニュースが伝えた独DPA通信の平壌発報道によると、金永南委員長との会談後、ドイツ連邦議会代表団のコシク団長は記者団に対し、金永南委員長が寧辺核施設の閉鎖に向けた最後の障害物を取り除く問題は米国にかかっていると述べたと明らかにした。また金委員長は、資金問題の障壁が取り除かれれば朝鮮は速やかに義務を履行するとの考えを示したという。コシク団長はまた、約2500万ドルのBDA朝鮮資金を米国が解除するかについて金常任委員長が楽観的な見方を示したと伝えた。

[朝鮮新報 2007.6.6]