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朝鮮代表、南南協力の発展に言及

 朝鮮代表は5月30日、国連南南協力に関する第15回ハイレベル委員会で行った演説で、「朝鮮政府は、今後も集団的自力更生の旗じるしのもと、発展途上国との南南協力を拡大、発展させるために引き続き努力するであろう」と強調した。

 同代表は、朝鮮政府が久しい前から南南協力に深い関心を払い、各分野にわたって発展途上国との協力を絶え間なく拡大、発展させてきたことに言及し、次のように述べた。

 こんにち、発展途上諸国は不利な国際経済秩序に対処して自力で持続的な経済発展を成し遂げようとする意志のもと、双務的、地域的および地域間の政治的、経済的協力と統合を積極的に推進、強化している。

 国連は、発展途上国の双務的、地域的および地域間協力と統合努力を積極的に促進することに特別な関心を払い、発展途上諸国が有している膨大な経済、技術協力の可能性を最大限効果的に利用するための実践的な対策を講じるべきである。

 われわれは、国連南南協力特別局が77カ国グループ(G77)信用基金など発展途上国の南南協力機関との緊密な連係のもと、南南協力において優先性を付与すべき部門を確定し、新しい計画と対象を発案、履行することが重要であると考える。これとともに、G77閣僚会議の決定による協力対象計画が円滑に履行されるようにすべきである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.6.8]