朝鮮の各地に青少年体育学校が設けられて活発に運営されている。

　この選手育成拠点は、国のスポーツ発展において大きな役割を果たしている。

　西城区域青少年体育学校と定州市青少年体育学校をはじめ各青少年体育学校では、適性のある生徒を選抜し、年齢と心理的特性に合わせて練習メニューの作成と指導を綿密に行っている。

　その結果、選手たちはこれまで平壌国際レスリング招請競技大会とアジア青少年陸上選手権大会をはじめ国際大会で好成績を上げた。

　青少年体育学校では、生徒の基礎技術習得と特技の向上にも格別な関心を払っている。

　その過程で、海州市青少年体育学校では第３９回全国青少年体育学校スポーツ競技大会のアーチェリー部門で８つの国内青少年新記録を樹立し、東林郡青少年体育学校と青丹郡青少年体育学校ではリ・ソンヒ、キム・ミョンナム、イム・ヨンスのような世界的な重量挙げ選手が輩出された。

　平安北道と咸鏡南道、平安南道内の青少年体育学校でもこれまで数千人の前途有望な選手を育成する成果を収めた。

　今も、各青少年体育学校では設備と器材を完備して有能な選手を育成している。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2007.6.8］