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補修された白善行記念館

 平壌の練光亭の前にある白善行記念館が最近、補修された。

 3階建ての同記念館は、日帝の軍事的占領によって苦痛をなめている人民のために多額の資金などを寄贈した女性である白善行さんの愛国的な行いを伝える遺跡である。この石造建物は、1928年、彼女の発起と努力によって平壌公会堂として建てられた。

 同記念館には、漢字で「白善行記念館」と書いた当時の大理石扁額がある。記念館の前庭には白善行さんの半身像があり、そのそばには漢字で「白氏善行記念碑」という文字を刻んだ碑石と、それを解説した碑が立てられている。

 彰徳学校をはじめ多くの学校に資金などを寄贈して民族教育の発展に寄与した白善行さんの愛国的な行為を伝えるために1927年に彰徳学校の近くの碑石谷に建てられた記念碑は、記念館の補修に伴いここに移された。

 記念館の1階には図書室と図書目録室があり、2階には講堂がある。3階には白善行さんに関する資料が保存されている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.6.8]