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IAEA実務代表団 平壌到着

核施設稼動中止、検証監視問題など討議

 【平壌発=文・李相英記者、写真・盧琴順記者】オリ・ハイノネン事務次長を団長とする国際原子力機関(IAEA)実務代表団(4人)が26日、平壌に到着した。

平壌空港に到着したハイノネン事務次長(左から2番目)一行(26日)

 24日、ウィーンを発ったハイノネン事務次長は北京で代表団のメンバーらと合流し、同日午後2時55分、高麗航空便で平壌空港に到着した。

 空港で朝鮮側の関係者が一行を迎えた。

 代表団は30日までの滞在期間、朝鮮側と6者会談「2.13合意」に沿った朝鮮の核施設稼動中止および検証監視と関連する問題を協議する。

 ハイノネン事務次長は空港で記者の質問に答え、「(朝鮮側と)寧辺の核施設閉鎖(shutdown)と封印(sealing)の検証順序問題を討議するだろう」と述べた。そして、協議の展望について「楽観的」であるとの認識を示した。

 一方、寧辺の核施設訪問の可能性については朝鮮側との今後の協議による問題だと述べた。

 IAEA実務代表団の今回の訪問は朝鮮側の招請で実現した。

 これと関連し、朝鮮側は16日、原子力総局の李済善総局長の名でIAEA事務局長に手紙を送った。

[朝鮮新報 2007.6.27]