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「総書記の発言を中国側の指導者らに」 朝中双方が訪問成果強調

 【平壌発=李相英記者】楊潔箎外相一行は4日、金永日外務次官をはじめ朝鮮側関係者に見送られ平壌を発った。

 午前9時、空港に到着した楊外相一行は貴賓室で金永日外務次官と談話を交わした。

 楊外相は見送りにきた駐朝中国大使館のメンバー、朝鮮側関係者ら一人ひとりと握手をし、金外務次官(写真左)と別れのあいさつを交わした。

 2泊3日の訪朝を成果的に終えた中国側一行と朝鮮側関係者の表情は明るかった。

 楊外相は、「金正日総書記が会見してくれたことをとてもうれしく思う。今回の訪問を通じて朝鮮の党と政府の政策と朝鮮人民についてより深く理解することができた」としながら、訪朝が成果的に行われたことについて朝鮮側に謝意を表した。

 そして、「朝中関係の発展と6者会談の進展に関する総書記の発言を、胡錦濤国家主席をはじめ中国側の指導者に伝える」と述べた。

 金外務次官も、「今回の中国外相の訪問を朝鮮側が高く評価」しており、「金正日総書記も満足を表した」と述べた。

 そして、今後も朝中親善の発展のために双方が力を合わせていくことについて強調し、今秋には朝鮮側が中国を答礼訪問するだろうと話した。

[朝鮮新報 2007.7.6]