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7.4共同声明35周年で声明発表 祖平統代弁人

「わが民族同士」、新たな局面を

 祖国平和統一委員会(祖平統)スポークスマンは3日、7.4共同声明発表35周年に際して声明を発表した。要旨は次のとおり。

主席の遺訓

 7.4共同声明に明示されている自主、平和統一、民族大団結の祖国統一3大原則は、金日成主席の祖国統一指導業績のなかでもっとも高く輝かしい位置を占めている。

 7.4共同声明が発表されたことにより、わが同胞は民族の和解と団結、祖国統一の道で共に手を取り合って進むことのできる共同の里程標を持って、民族挙げての統一運動に積極的に決起できるようになった。

 主席の祖国統一遺訓はこんにち、金正日総書記によって輝かしく実現されている。

 総書記が2000年6月、民族分裂55年ぶりに初めて歴史的な平壌対面と6.15北南共同宣言をもたらして自主統一の新時代を開いたのは、朝鮮民族の祖国統一運動史において画期的意義を持つ一大出来事である。

 「わが民族同士」の理念を中核とする6.15共同宣言は、主席がせん明した祖国統一3大原則を全面的に具現している自主、平和統一、民族大団結宣言であり、新世紀の祖国統一の里程標である。

 全同胞は、民族の和解と団結の憲章であり、自主統一の大綱領である歴史的な6.15共同宣言を積極的に擁護し、支持すべきであり、これを固守し、貫徹するたたかいにいっそう力強く立ち上がるべきである。

民族重視の立場で

 すべての朝鮮民族は、歴史的な6.15共同宣言の基本精神である「わが民族同士」の理念のもとに民族重視、平和守護、団結実現によって、内外の反統一勢力の対決と分裂、戦争策動を断固粉砕し、自主統一の新たな転換的局面を開かなければならない。

 外部勢力に追従して同族に対する圧殺行為と侵略戦争策動に引き続き頼りながら、「対話」だの、「平和」だのというのは、誰が見ても理屈に合わないし、反統一悪法である「保安法」をかざして統一愛国人士を拘束しておきながら、「和解」「協力」を唱えるのは欺まんにすぎない。

 こんにちの時代の激流は、対決時代の遺物を終局的に清算することを求めている。

 北と南の当局と政党、団体、各階層をはじめ全民族は時代の呼びかけに自分の使命と責任を全うすべきであろう。

 われわれはこれまでと同様に、今後も先軍政治を高く掲げて6.15共同宣言の旗のもと、わが民族同士で力を合わせて統一強盛大国をうちたてる栄光の日を一日も早く早めるために努力の限りを尽くすであろう。

 われわれは、南朝鮮と海外の全朝鮮民族が外部勢力とその追従勢力の反6.15、反統一策動を果敢に粉砕し、7.4共同声明の精神を開花させ、6.15自主統一時代を輝かす聖なるたたかいに積極的に立ち上がるものとの確信と期待を表明する。(中見出しは編集部)

 またこの日、7.4共同声明発表35周年記念平壌市報告会が中央労働者会館で行われた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.7.6]