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ハーグ密使事件100周年切手発行

 6日発朝鮮中央通信によると、朝鮮で、李儁氏死去100周年にあたり新しい切手1種が発行された。

 切手は、「李儁死去100周年」という文字と、第2回「万国平和会議」の場で割腹して自決する李儁氏の姿を背景に、同氏の肖像を描いている。切手の額面は110ウォン。

 李氏は1907年6月、第2回「万国平和会議」が開かれるオランダのハーグへ赴き、国際世論を喚起して日帝の朝鮮占領に打撃を与えようとした。

 当時の皇帝である高宗の密書を携えて2人の密使と共にハーグへ着いた同氏は、正式の朝鮮代表として会議に参加することを要求したが、帝国主義者の謀略と陰謀によって議長から会議への参加を拒否された。

 李氏は、日帝と共謀、結託した米軍をはじめとする列強の謀略策動に反対し、会議場で割腹して抵抗した。

 万国平和会議場を染めた李儁氏の血は、国の自主独立は外部勢力に依存する「請願」や「外交」の方法によってではなく、民族の力で侵略者を追い出してこそ成就されるという歴史の教訓を残した。

[朝鮮新報 2007.7.11]