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第6回将官級軍事会談 南側の対決観念を非難

 第6回北南将官級軍事会談が7月24〜26日、板門店で行われた。5月の前回会談以来2カ月ぶり。

 今回の会談で双方は、朝鮮西海で軍事的衝突を防止し、共同漁労を実現するための問題の討議を続けたが、次の会談日程を決められないまま成果なく終わった。

 朝鮮通信によると、北側は会談期間、民族重視、平和擁護、団結実現の精神にそって問題の討議に寄与できる革新的な提案を重ねてうち出し、その実現のために誠意のある努力を尽くした。

 しかし、南側は旧態依然とした対決観念を捨てず、誤った主張だけに固執し会談に人為的な障害を与えた。

 この不当な言動に関連して北側は、南側が会談自体を否定する状況で北南将官級軍事会談をこれ以上続ける必要がないという立場を公式に表明した。

 そして、南側が真に北南将官級軍事会談を重んじ、上程された問題の討議を前進させるにはまず、朝鮮半島平和体制樹立の「当事者」だと言うだけではなく、実践の行動で当事者としての姿を見せるべきだ。そして、北南関係をより高い段階へ飛躍させるには「新しい服」に着替えるべきだと言い張るのではなく、対決の古い服を一日も早く脱ぎ捨てるべきだと言明した。

 また、南側が妥当でないいろいろな付帯条件をつけて上程された問題の討議を無期限引き延ばそうとする不純な企図を捨て、6・15統一時代の流れに合わせて民族重視、民族優先の立場を守る会談の相手になって会談に臨むべきだと主張した。

 北側は終わりに、南側が自分の不当な言動について深刻に省みてわれわれの正当な提案と主張を受け入れる準備ができれば、会談はいつでも再開されると言明した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.7.30]