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金永南委員長 シンガポールを親善訪問

 最高人民会議常任委員会の金永南委員長とその一行は1、2の両日、シンガポールを訪問した。

 金委員長は1日、シンガポールのS・R・ナーザン大統領と大統領宮殿で会談を行った。

 大統領は席上、朝鮮はシンガポール建国後、他の国に先がけ国交を樹立した国の一つであるとし、自分らはこのことに対して感謝していると述べた。

 そして、シンガポールは朝鮮との関係の発展に深い関心をもっていると述べ、両国が非同盟国家として自主性を堅持し、双務関係を強化することが重要であると強調した。

 会談で双方は、両国間の親善関係をいっそう発展させることと、相互の関心事となる問題について意見を交わした。

 この日、金永南委員長のためにシンガポールのS・R・ナーザン大統領が大統領宮殿で宴会を催した。

 宴会には金永南委員長と共に金衡俊外務次官、池才宿シンガポール駐在朝鮮大使、その他の随行員が招かれた。

 また同日、金委員長は表敬訪問したシンガポールのゴー・チョクトン上級相と会見し、暖かい雰囲気のなかで談話を交わした。

 金委員長は2日、シンガポールのS・R・ナーザン大統領に感謝電を送った。

 委員長は電文で、今回、大統領と両国関係を積極的に発展させることについてと、共通の関心事となる問題について意見を交わし、相互理解と友誼を厚くしたと指摘した。

 【注】最高人民会議の金永南委員長は7月20日〜8月2日までモンゴル、アルジェリア、エジプト、エチオピア、シンガポールを親善訪問し2日、帰国した。崔昌植保健相、金衡俊外務次官、李明山貿易次官が同行した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.8.8]