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〈論調〉 合同軍事演習は対話の破棄宣言

 米国が南朝鮮当局と結託して大規模北侵合同軍事演習を行おうとするのはわが国に対する重大な軍事的挑発、公然たる敵対行為であり、朝鮮半島の緊張緩和と平和の流れを破壊する許しがたい犯罪的策動である。

 米国がウルチ・フォーカスレンズ合同軍事演習を行おうとするのはわが国を力で威嚇し、北侵先制攻撃準備を総合的に検討、完成しようとする侵略的企図の発露であり、事実上の対話破棄宣言、戦争宣言に他ならない。

 米国と南朝鮮当局が唱える「平和」なるものは欺まんにすぎず、彼らが追求してきた北侵野望には少しも変化がないということをはっきり示している。会談場ではわれわれと握手し、外に出ては銃口を突きつける米国と南朝鮮当局の表裏ある言動は、われわれに背信感を越えて怒りを覚えさせる。

 南朝鮮当局が外部勢力と結託して同族を狙った挑発的な北侵合同軍事演習を行おうとするのは、6.15共同宣言に対する露骨な否定であり、平和と統一偉業に対する悪らつな挑戦である。

 米国と南朝鮮当局は、自分たちの無謀な行動が核問題の解決と北南関係の発展におよぼす重大な結果について熟考し、挑発的な戦争演習計画を直ちに取り消すべきである。(労働新聞8日付論評)

[朝鮮新報 2007.8.18]