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「拉致決議案」の米議会上程非難 民和協が談話

 民族和解協議会(民和協)のスポークスマンは8月31日、南朝鮮の「6.25戦争拉北人士家族協議会」(韓国戦争拉致被害者家族協議会)が米議会で「拉致被害者決議案」をつくり上げようとしていることを非難する談話を発表した。

 談話は、南朝鮮の反朝鮮人権謀略団体が「拉致被害者決議案」なるものを米議会に上程させようとするのは、「わが国に対する重大な政治的挑発、反民族的妄動である」と指摘した。

 また、これは「わが国のイメージを傷つけ、北南間に不信と対決を鼓吹するための計画的で組織的な陰謀策動である」と糾弾し、次のように指摘した。

 元々、「拉北者」とは、南朝鮮の反統一勢力が米国保守勢力の背後操縦のもとにねつ造した恥ずべき反朝鮮謀略策動の産物である。

 南朝鮮の反朝鮮人権謀略団体が無分別に振る舞うのは、当局がそれを黙認していることにも関連する。

 南朝鮮当局が表では「和解」「協力」を言い、裏では対決を鼓吹する妄動を放置するのはその真意を疑わせるだけである。

 南朝鮮当局は、われわれに反対する妄動が日増しに強まっていることに責任を取るべきであり、それが北南関係に及ぼす重大な結果について肝に銘じ、不純な謀略策動を直ちに中止させるべきである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.9.5]