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「非同盟運動の前進に寄与を」 朴外相が演説

 3日、テヘランで行われた人権と文化の多様性に関する非同盟諸国会議閣僚級会議で演説した朝鮮代表団団長の朴宜春外相は、「朝鮮政府と人民は、今後も人権と文化の多様性を増進させるための自国の責任と義務を全うすることにより、非同盟運動を前進させることに積極的に寄与するであろう」と述べた。

 外相は、非同盟諸国会議参加国が団結し、人権など社会文化分野において自主的発展を阻害する西側式価値観を排撃し、民族国家の固有の文化と伝統、風俗の多様性を積極的に奨励し、発展させることが求められているとし、ここで特に重視する問題について次のように指摘した。

 参加諸国は、団結して人権の政治化と二重基準の適用に反対、これを排撃し、「人権擁護」を他国の内政に干渉し他民族の運命を翻ろうする政治的手段に利用することを絶対に許してはならない。

 参加諸国は、自国の実状に適った文化政策を樹立し、それに基づいて民族の固有で優れた伝統と文化遺産を継承、発展させるべきである。

 参加諸国は、「自由」「民主主義」の看板のもとで行われている米国など西側の思想的、文化的浸透策動の本質と危険性を見抜き、自国の社会、政治制度を守り、固有の文化的特性を正しく生かすための共同の努力を強化すべきである。

 外相は、5千年の悠久な歴史を有し、同じ国土で暮らしてきた朝鮮人民は数千年にわたって多くの文化的富を創造して人類の進歩と文化発展に大きく寄与したと述べた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.9.15]