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〈論調〉 李明博の首脳対面中傷非難

 李明博は、北南首脳対面決定のニュースが伝えられたあと、一日たりともこれを中傷しなかった日はない。それは、同胞の念願に真っ向から対立する反統一的で反民族的な犯罪行為である。

 北南首脳対面は、6.15共同宣言と「わが民族同士」の精神に基づいて北南関係をより高い段階へ拡大、発展させ、朝鮮半島の平和と民族共同の繁栄、祖国統一の新たな局面を開いていくうえで重大な意義をもつ民族史的出来事である。

 李明博は、あたかも核問題の解決に関心があるかのように装ってわが方に言いがかりをつけているが、それは自分の無知をさらけ出すだけである。朝鮮半島核問題発生の根源は、南朝鮮に核兵器を持ち込み、それでわれわれを威嚇する米国にある。朝鮮半島の核問題解決のカギとなるのは、米国が時代錯誤の対朝鮮敵視政策を早急に転換することである。

 かりに大統領候補であるというのに、こうした自明の理も厳然たる現実も見分けることができないとは哀れなことだ。このような人物を大統領候補に選出したのは、ハンナラ党の悲劇であると言える。

 ハンナラ党が執権すれば、民族の利益を米国に売り渡し対決と分裂、戦争の道へひた走ることは火を見るより明らかである。このような結果を防ぐためには、民族に背を向け米国に寄生しているハンナラ党の一味を政界から葬り去るしかない。(民主朝鮮16日付論評)

[朝鮮新報 2007.9.27]