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08北京パラリンピック 朝鮮代表参加に協力

朝中団体が協約締結

 朝鮮障がい者保護連盟中央委員会が世界各国の障がい者保護団体との交流と協力を強化するための活動を積極的に行っている。

 8月31日から9月初旬にかけて、王新憲副主席を団長とする中国身体障がい者連合会代表団が訪朝し、朝鮮障がい者保護連盟中央委員会との間で国際舞台での協力に関する協約を締結した。

 朝鮮障がい者保護連盟中央委員会のキム・ヨンチョル副委員長(53)は、「中国代表団の訪朝は両国の団体が相互に協力し活動経験を共有しながら、共同発展の道を模索する活動の一環」だと説明する。

 キム副委員長によると、両国の団体は障がい者の人権と法的権利の擁護、障がい者に対する関心を高めるための社会的活動、障がい者のスポーツと芸術活動の保障などの分野で協力関係を強化し、相互交流を発展させることで見解の一致を見た。

 また中国側は、2007年世界夏季スペシャルオリンピックス(10月2〜11日、上海)に朝鮮障がい者保護連盟代表団を招請した。これとともに2008年北京パラリンピック競技大会(9月6〜17日)へ朝鮮代表団が参加できるよう協力する意志を表した。

 一方、朝鮮障がい者保護連盟代表団が今年5月、中国の「障がい者支援の日」に際して中国・瀋陽を訪問するなど、両者の交流は地道に進んでいる。

 キム副委員長は今後、諸外国の団体と障がい者保護のための交流と協力を活発に行い、朝鮮の障がい者が社会発展に貢献する一員として、自己の確固たる地位を確立できるように尽力していきたいと述べた。 【平壌支局】

[朝鮮新報 2007.9.28]