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水害防止対策 「適地適樹」で

自然保護部門の研究盛んに

 全国的範囲で豪雨による深刻な被害を受けた朝鮮の自然保護部門の科学者と技術者らは現在、被害を受けた土地と、破壊された山林を復旧するための研究に力を入れている。

 9月初旬、人民文化宮殿で行われた山林、植物、土地保護部門全国科学技術討論会では、破壊された山林と土地、植物に対する復旧と保護において、緊急に提起される問題が集中的に論議された。

 朝鮮自然保護連盟中央委員会山林協会のリ・ソハ書記長(66)によると、討論会では水害により破壊された自然を復旧するうえで、流域管理問題が重要に論議され野山地帯の山林、とくに西海岸の低い山地帯を緑化する問題が強調された。

 そして自然保護部門の科学者と技術者らには、やせた土地の性質に適した植物と樹木の品種を正確に選定して「適地適樹」の原則を守るようにすることが焦眉の研究課題として提起された。

 リ書記長によると、今後このような研究成果に基づいて秋季国土管理総動員期間に全国的範囲で全民参加の下、植樹運動が力強く展開される。【平壌支局】

[朝鮮新報 2007.9.29]