top_rogo.gif (16396 bytes)

金剛山で離散家族、親せき面会

 【平壌発=姜イルク記者】第15回北南離散家族、親せき再会が17日から22日まで金剛山で行われた(写真、撮影=文光善記者)。

咸鏡南道利原郡で暮らすパク・シグォンさん(80)は妻や息子、弟たちと58年ぶりに巡り合い肉親の情を分けた。

 17日から19日まで第1陣として、北側の97人が南側の家族、親せき386人と、第2陣では南側の93人が北側の家族、親せき216人とそれぞれ再会した。

 今回の再会事業は、北南首脳対面と宣言発表後、初めて行われた。本来は4月に行われた第8回北南赤十字会談での合意にしたがい、秋夕(今年は9月25日)を前後して実施されることになっていたが、8月末に予定されていた北南首脳対面が10月に延期されたのと関連して日程がずれ込んだ。

 10月初めの北南首脳対面で発表された「北南関係発展と平和・繁栄のための宣言」には、今後北と南が離散家族、親せきの再会事業を拡大し、ビデオレターの交換事業も推進することが明記されている。北と南は、金剛山面会所が完成するにしたがって双方の代表を常駐させ、離散家族、親せきの再会事業を正常的に行うことになっている。

[朝鮮新報 2007.10.22]