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11月14〜16日 ソウルで北南総理会談

「10.4宣言」履行を討議

 北南総理会談が11月14〜16日までソウルで開催される。

 総理会談開催のための準備接触が26日、開城で行われ、双方が日程などに合意した。

 総理会談の開催は、10月上旬の北南首脳会談で決まったもの。4日に発表された「北南関係の発展と平和・繁栄のための宣言」には、北と南が「宣言履行のために北南総理会談を開催することにし、第1回会議を今年11月中にソウルで開催することにした」と明記されている。

 開城・子男山ホテルで行われた準備接触には、北側から祖国平和統一委員会書記局のチョン・ジョンス副局長を団長とする代表団が、南側から統一部リ・グァンセ次官を首席代表とする代表団がそれぞれ出席した。

 北南双方は、総理会談の代表をそれぞれ7人とすることで合意した。閣僚級会談の代表5人に比べ、2人増えることになる。また、北側代表団が西海直航路を利用してソウルを訪問することでも合意した。

 会談の議題は、「北南関係の発展と平和・繁栄のための宣言」履行問題に決まった。

 協議の席上、北側のチョン・ジョンス副局長は「首脳会談で描かれた設計図を現実のものにするためには、総理会談が重要だ」と強調した。

 一方、南側のリ・グァンセ次官も、「総理会談を通じて南北首脳の合意を履行する準備を着実に行っていこう」と応じた。

 双方は11月6日にも開城で第2回準備接触を行う予定。関係者は、首脳会談で合意された内容が膨大であるため、総理会談の準備にあたっても十分な協議が必要だと説明している。(志)

[朝鮮新報 2007.10.29]