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北側代表団 国立中央博物館を参観

 北側代表団は15日午後、ソウル市内の国立中央博物館を参観した(写真、撮影=文光善記者)。

 金英逸総理を団長とする北側代表団一行が博物館へ到着すると、職員と関係者が拍手で歓迎した。参観には南側の韓悳洙総理が同行した。

 一行は博物館職員の案内を受けて、三国時代(高句麗、百済、新羅)の歴史遺跡などの展示品を見て回った。

 また館内に設けられた「オリニ(子ども)博物館」も参観し、企画展示室で開催中の「吉野ヶ里−『日本の中の古代韓国』」特別展についての解説も聞いた。

 10.4宣言第6項で北と南は、民族の歴史と文化を輝かすため社会文化分野の交流と協力を発展させることに合意した。今回の総理会談でも社会文化交流、協力の活性化は重要な議題の一つだった。

 国立中央博物館の関係者は、双方が歴史分野での協力を発展させていく必要性を強調した。平壌の中央歴史博物館との交流拡大に対する希望も金総理に伝えた。

 金総理は博物館参観を記念して、芳名録に「民族の遺産」との感想を残した。(永)

[朝鮮新報 2007.11.22]