top_rogo.gif (16396 bytes)

北南鉄道協力分科委員会 貨物列車の定期運行で合意

 「北南関係の発展と平和・繁栄のための宣言」(10.4宣言)履行に関する第1回総理会談後、初の北南対話となる北南鉄道協力分科委員会の第1回実務接触が20〜22日まで開城で行われた。

 南側の報道によると、今回の接触では開城工業地区への入口となる北側の鳳東駅と南側の汶山駅を行き交う貨物列車を12月11日から週末を除き毎日1回ずつ運行することに合意し、輸送量の拡大にしたがって運行回数を増やすことにした。

 また、開城−新義州間の鉄道の改補修に関する共同現地調査が12月12〜18日まで実施される。具体的な列車運行方式については、12月1日に開城で行われる鉄道運営共同委員会の第1回会議で確定する。鉄道開通初日の12月11日には、北側の板門駅で共同記念行事が予定されている。

 貨物列車の運行について南側統一部の李在禎長官は、「今後北側から受け取る地下資源の搬入や、人道支援物資、軽工業製品の原材料の輸送などに利用される」と説明。また、「鉄道による貨物輸送が南北間鉄道連結という象徴的な意味を超えて実際の活用段階に入ることを意味する」と指摘した。

[朝鮮新報 2007.11.26]