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バーチャル宇宙探検システム開発

 最近、平壌情報センターの青年科学者たちが、青少年学生の宇宙への疑問と夢に答えるバーチャル宇宙探険システムを新たに開発した。

 このシステムは、コンピューターを仮想天文館として利用し、太陽系と惑星を具体的に理解できるようにし、擬似的な宇宙探険も行えるようにしたソフトである。4次元の仮想現実(バーチャルリアリティー)技術でつくったこのシステムは3編からなっている。

 第1編の「ビデオ講義」は、宇宙での地球の位置、星座の由来とその数、太陽系の惑星の姿、地球唯一の衛星である月、微小惑星、小惑星、すい星、流星など多様な天文学の知識を衛星写真で解説している。この他にも、ロケットと人工衛星、無重力についての常識と朝鮮民族の悠久な天文観測史について具体的に説明している。

 第2編の「星座観測」は、太陽系のすべての惑星はもちろん、小惑星と微小惑星、流星体などの天体を実際に夜空で見ているように紹介している。

 とりわけ興味を引くのは、第3編の「太陽系探険」である。実際に宇宙船に乗って計器を操作しながら飛行しているように感じる太陽系探険は、飛行船の振動までリアルで宇宙飛行士の気分を体験できる。

 バーチャル宇宙探険システムは現在、学生の間で大きな人気を集めている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.11.30]