米国が南朝鮮を占領し、そこを拠点に反平和的で侵略的な政策を追求してきた結果、朝鮮半島は常に緊張が激化し、戦争の危険が世界でもっとも高い地域になっている。

　南朝鮮占領米軍基地は、わが朝鮮とアジア侵略の橋頭堡、前しょう基地として米国の対朝鮮政策とアジア侵略戦争政策遂行に服務している。

　第２の朝鮮戦争を既成の事実にしている米国は、南朝鮮占領米軍基地を出撃基地、兵たん基地にして再び新たな侵略戦争を起こそうとしている。

　米国が南朝鮮占領米軍に「地域軍」の帽子を被せ、イラク戦争で性能が検証された最新鋭武器を与え、アジアに対する支配と統制を実現するための対アジア侵略戦争武力につくりあげようとしているのは、米軍の南朝鮮占領をいつまでも維持するためである。

　全同胞は「わが民族同士」の旗じるしのもと、全民族挙げての反米抗戦で平和のガン的存在である米軍を南朝鮮から追い出すべきである。（労働新聞１７日付論説）

［朝鮮新報 2007.3.24］