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〈論調〉 国連地位を占める資格ない

 世界が評しているように、日本は国連の責任ある地位を占める資格がない国である。

 戦犯国、敗戦国である日本は、戦後60年が経ったこんにちまで過去の清算をしていない。日本の執権者たちは過去の清算どころか、過去の戦争犯罪を必死になって否定しながら再侵略の道をひた走っている。信頼できない国、危険な国と呼ばれるのがまさに日本である。

 日本が安保理常任理事国になろうと躍起になっているのは、平和と安全保障のためではなく、国連の権能を悪用して軍国主義的野望をたやすく実現しようとするところに目的がある。

 日本は、世界の平和と安全を脅かす危険な戦争勢力である。日本の国連安保理常任理事国入りを許すなら、禍を被ることになるというのがこんにち、世界の普遍的な見方である。日本が国連舞台でいくら不平をこぼしてぐずっても、それに耳を傾ける人は別にいないであろう。日本の反動層が自分のすべきことはせずに国連安保理常任理事国になろうとぐずるほど、自分らの軍国主義的本性を世界の面前にさらけ出すだけである。(労働新聞8日付)

[朝鮮新報 2007.6.16]