top_rogo.gif (16396 bytes)

〈論調〉 元タイ駐日大使 「慰安婦」妄言

 最近、元タイ駐在日本大使の岡崎(久彦)が東京で行った講演で、日本軍「慰安婦」の強制性をまたしても否定する妄言を吐いた。彼は、当時の状況からして「日本の慰安婦なんか問題にならない」「20世紀は人権があらゆる地域で侵害された時代」などと言った。

 安倍の外交シンクタンクの一員である岡崎のこうした妄言はこんにち、日本反動執権階層の間で日帝の性奴隷犯罪わい曲策動が一つの流行病のようになっているということを示している。

 安倍一味が口をそろえて日本軍「慰安婦」犯罪の強制性を否定し、その責任から逃れようといくら術策を弄してもそれはどこにも通じない。

 日本軍「慰安婦」犯罪に対して率直に認めて謝罪、補償するのは、日本の回避できない歴史的責任であり、法律的、道徳的義務である。

 日本は、歴史わい曲策動に執着するほどさらなる国際的孤立に直面するということをしっかり認識すべきである。(民主朝鮮6月16日付)

[朝鮮新報 2007.6.29]