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〈論調〉 参院選の惨敗は民心の厳正なる判決

 今回の参議院選挙での自民党の敗北は、安倍一味自身が招いたものである。今回の選挙で敗北をもたらした当事者は他ならぬ安倍一味である。

 日本の有権者が自民党に背を向けたのは、安倍内閣の政治的無能と見かけ倒しで中身のない政治、腐敗政治に幻滅したからである。伝統的に「自民王国」の選挙区にまで「自民NO」の風が吹き、自民党の候補が他の候補に敗北したのは、安倍一味に対する日本社会の不信がどれほど大きいのかをはっきり示している。

 自民党の今回の恥ずべき敗北は、安倍政権の政治的無能と反人民的施策の当然な帰結である。

 安倍内閣の約1年間にわたる執権は、安倍の無能力と定見のない外交、無謀な軍国主義的策動で一貫した汚い行跡で塗られている。安倍一味は、権力の座に就くなり、軍国主義野望の実現に狂奔した。防衛庁が防衛省に昇格し、執権期間内に平和憲法を埋葬し、戦争憲法を作り上げようとする策動が露骨に進められた。

 安倍一味が参議院選挙で喫した敗北は、対朝鮮敵視政策がもたらした結果でもある。

 安倍一味は執権期間、対朝鮮敵視政策を類例なく悪らつに行ってきた。彼らは、対朝鮮敵視感情を露骨にさらけ出してわが国に対する悪宣伝と制裁策動をヒステリックに繰り広げ、わが国の海外公民組織である総連を抹殺しようと狂奔した。

 安倍一味の無分別な対朝鮮敵視政策は朝・日関係改善と地域の安定と平和を願う日本の民心を怒らせ、彼ら自身の孤立を招いた。

 自分の手で自分の目を突いたのだから、言い訳ができない。安倍一味は今回の参議院選挙の結果を通じて、反人民的で不正腐敗した政治がどんな結果を招き、無能かつ軽挙妄動する者はどれほど悲惨な境遇に陥るのかをはっきり悟るべきである。彼らが今回の悲劇から教訓をくみ取らずに引き続き腐敗した政治と対朝鮮敵視政策に執着すればさらなる恥辱を免れない。(労働新聞3日付論評)

[朝鮮新報 2007.8.8]