top_rogo.gif (16396 bytes)

〈論調〉 安倍首相は権力の座から退くべき

 日本の自民党が国会参議院選挙で敗北した翌日に首相の安倍が自民党本部で記者会見を開き、今後の政策と関連してさまざまなことを言った。注目される問題の一つは、彼が政治資金の取り扱いをいっそう厳しくするための政治資金規正法を改正する意向を表したことである。

 今回の参議院選挙で自民党が大敗した基本原因の一つは閣僚たちの政治資金スキャンダル事件が相次いで起こり世論の俎上にのせられ、安倍一味が不正スキャンダル集団として民心の憎しみを買い、信頼を失ったからである。

 民心は天心である。あまりのことに世論は「スキャンダル内閣」「腐敗政府」と酷評したのである。

 今回の参議院選挙で敗北して大きな打撃を受け、恥をかいた安倍は民心を引き寄せようと考えたようである。そこで、記者の前に現れて政治資金の厳格性だの、何だのと言ったのである。

 こうした処世術では、決して安倍内閣の汚い垢を拭うことができず、自分たちに幻滅して厳正な判決を下した民心を引き寄せることができない。安倍は醜い余命を維持し、政治的野望を実現するためにそうした三文芝居を打っているが、それは無駄骨であり、逆に民心の嘲笑をいっそう買うだけである。

 安倍は国民の厳正な判決を重く受け入れるべきであり、「スキャンダル内閣」をつくり、腐敗政治を実施して社会の風潮を汚し、民心に逆らった責任を取って権力の座から退くべきである。(労働新聞4日付論評)

[朝鮮新報 2007.8.18]