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〈北南首脳対面〉 海外同胞団体が歓迎声明

「宣言」実践、統一新時代開拓を

 6.15共同宣言実践日本委員会、米国委員会、欧州委員会は6日、北南首脳対面(2〜4日)と「北南関係の発展と平和・繁栄のための宣言」発表を歓迎、支持する声明を相次いで発表した。

 6.15日本委員会は、宣言が「6.15共同宣言実践と『わが民族同士』の精神に基づき、北南関係をより高い段階へと発展させ、朝鮮半島の平和と民族共同の繁栄、祖国統一の新時代を開くうえで重要な意義をもつ」と指摘した。

 そして、宣言で北南の首脳が、国際舞台で民族の利益と海外同胞の権利と利益のための協力を強化することに合意したのは、在日同胞らに大きな勇気と力を与えたと述べた。

 同委員会は、思想や所属の違いを超え、6.15共同宣言を実践することに在日同胞の知恵と力を集めていくと述べた。

 6.15米国委員会は、「今回の首脳会談は民族繁栄と平和、統一に向けた力強い歩みであった」と指摘し、「わが民族に対して希望の設計図を具体的に示した第2回南北首脳会談の結果は、すでにここ米国の地の同胞社会にも統一の熱風を巻き起こしている」と歓迎の意を表した。

 また、両首脳が署名した「宣言」は、00年の6.15共同宣言の内容をより深化させ、祖国の自主的平和統一を実現させるための実質的で具体的な措置を含んだ内容が反映されており、祖国統一に向けた実践の水準を一段階高める、目すべき成果を生み出したと指摘した。

 そして同委員会が、6.15共同宣言と07年の宣言を統一運動の里程標および指針として受け止め、祖国の自主的平和統一を勝ち取り新たな歴史を刻むため南と北、海外同胞とともに手を取り合い前進していくことを決意すると述べた。

 6.15欧州委員会も、今回の対面について「2000年の6.15共同宣言発表の際に感じた感激と喜びを再び味わった」としながら、今回発表された宣言は「6.15共同宣言の精神と実践を前提にし、7年間の成果を確認し南北関係を発展させようとする未来の展望を提示したことに大きな意義がある」と強調した。

 そして、「わが民族同士」の精神にそって外部勢力と反統一勢力の妨害を警戒し、「北南関係の発展と平和・繁栄のための宣言」の実践に向けた活動を行っていくと述べた。

[朝鮮新報 2007.10.12]