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北京で朝米接触

 6者会談合意の履行問題を協議する朝米接触が10月31日、北京で行われた。

 外信の報道によると、6者会談朝鮮側団長である金桂官外務次官と米国側首席代表であるクリストファー・ヒル国務次官補が同日、駐中朝鮮大使館で会い、朝鮮側核施設の無力化作業の履行方式や米国側の「テロ支援国家」指定削除および「敵性国貿易法」の適用終了問題など、「9.19共同声明」履行のための第2段階措置について協議した。

 一方、朝鮮側は寧辺にある核施設の無力化に着手した。5日、米国務省のトム・ケーシー副報道官が記者会見で明らかにした。これに先立ち、無力化作業と関連した米国の実務代表団が1日、平壌に到着した。代表団は国務省ソン・キム朝鮮課長を団長として、9人の専門家で構成されている。

 10月3日に発表された合意には、朝鮮側が寧辺核施設の無力化と核プログラムの完全かつ正確な申告を2007年12月31日まで完了させることが明記されている。一方の米国側も朝鮮側の行動措置と並列して、「テロ支援国家」指定の解除および「敵性国貿易法」の適用終了措置などの公約を完遂することになっている。

[朝鮮新報 2007.11.7]